秋期限定栗きんとん事件(上) 米澤穂信

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)


あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。

待ちに待って待って待った小市民の最新刊。
読む前→小鳩くんに彼女が!? 読んだ時→小佐内さんに彼氏が!?
どっちのカップルも、ものすごく不穏な空気がするのは気のせいでしょうかね…。小佐内さんはともかく、小鳩くんは幸せそうですけどね。ピントはズレてそうですが。
小鳩くんはまだ小市民を目指してるようですが、小佐内さんもまだ目指してるのかな?
またなにか企んでるみたいですけどね。
小鳩くんの彼女もなんだかあやしいぞ。
しかし健吾が…健吾がいい男だ。
「僕が思うにこれは○○で片が付く」っての、小鳩くんの口癖だったんだね。今気付いた。
栗きんとんはいつ出てくるんでしょうか。(ほんとにちょっとだけ出たけど)
わざわざマロングラッセ事件でなく栗きんとん事件にしたわけが、下巻でわかるのですね?
下巻が楽しみだ。瓜野くん頑張れ。
さて、上巻に仕掛けられてるトリックは何なんだろうなー。(やっぱ叙述かなー)