魔法鍵師(ロックスミス)カルナの冒険 月見草平

あらゆる鍵を開けてしまう特殊職業、魔法鍵師。15歳の少女・カルナはおじいちゃんの跡を継ぐべく修行中の見習いだ。師匠のミラは大陸一と名高い凄腕の鍵師。絶世の美女だが口も性格も悪いミラのもと、毎日毎日修行してきたカルナは、今日がようやく初仕事!頑張るぞっ!と気合いを入れてのぞんだ仕事の内容は、遺産の入った魔法の金庫を開けることだった。それも、鍵師たちに畏れられる最強の―ランキンズワークと呼ばれるもの。歴史上最も有名な鍵師・ランキンのつくったその鍵に挑むカルナだったが、それは同時に、長い物語の鍵を開けることでもあった…。鍵の後ろに隠された秘密と謎を解き明かす、新感覚の鍵開けファンタジー開幕。第1回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞受賞。

友人に借りて読んでみました。かなり古いもののようだ。
………うーん………。
登場人物が何考えてるのか分からない……。
信念とか人間らしいところが全く無い。感情移入できない。
魔王とかいう設定もちょっとアレだけどまあいいとして…最後のオチは…あれは駄目じゃないかな。これはやめようよ…とか…編集さんとか言ったりしなかったのかな…。
魔法鍵師というところに惹かれて読んだわけだが、そこは作者の策だったのか。私はまんまと引っかかったわけだ。そこはやられたと思った。



最近のこれは駄目だと思うライトノベルってだいたいキャラがこんなかんじな気がする。萌え4コマのキャラみたいなの。
西尾信者にはなりたくないけど、やっぱり西尾さんはそのへん上手いと思う。やってることはハーレムものなのにキャラクターが斜め上なんだもの。


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