ボトルネック 米澤穂信

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。―はずだった。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられた。どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。

よっしゃー文庫化ーーー!!初新潮文庫ですね。
これはきっつい。滅茶苦茶ヘビーなボディブローくらった。さすが米澤さん。
自分がいる世界といない世界で何が変わるのか、その間違い探しをするお話です。
パラレル世界の間違い探しっておもしろいね。
ミステリというより…青春小説…かな…。あ、でも青春真っ只中な若者には読んで欲しくない本です。
実は最後の方の解釈がまだよくできてないんだ。東尋坊にいた少年(というか緑の目のアレ)とか、イチョウの木とか、ボトルネックとか、どういう意味があったのか。そして最後のメールとか。
最後はハッピー?アンハッピー?
あ、でもこういうの好きです。

何がボトルネックなのでしょうか。

ボトルネックがあります。排除すれば済むと人は言いますが、むしろ問題なのはここからです。

うーん、ボトルネックって何なんだ?もう一回読むか…。


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