砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上)(下) A Lollypop or A Bullet 杉基イクラ
- 作者: 桜庭一樹,杉基イクラ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA(富士見書房)
- 発売日: 2008/03/08
- メディア: コミック
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冒頭で以下の一文が無いのは…凄い違いだと思った。一応ネタバレ配慮して反転しとく。バレっつっても原作じゃ1ページ目から出てるんだけどさ。
新聞記事より抜粋十月四日早朝、鳥取県境港市、蜷山の中腹で少女のバラバラ遺体が発見された。身元は市内に住む中学二年生、海野藻屑さん(一三)と判明した。藻屑さんは前日の朝から行方がわからなくなっていた。発見したのは同じ中学に通う友人、A子さん(一三)で、警察では犯人、犯行動機を調べるとともに、A子さんが遺体発見現場である蜷山に行った理由についても詳しく聞いている……。
いいか悪いかはともかく、これがあるのとないのとじゃ楽しみ方が全く違う、超重要ポイントなのに何故削ったのか。無いなら無いなりに、あったらあったで楽しめるけど。
凄く良いコミカライズでした。絵うまいし砂糖菓子の空気がよく出てる。やっぱいいな、砂糖菓子は。
杉基イクラさんの絵が合いすぎです。もっとも原作文庫版イラストのむーさんのほんわかふわふわな絵でこの内容ってのもおもしろかったんだけどね。
「好きって絶望だよね」