BLACK BLOOD BROTHERS(S)(5)―ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集― あざの耕平

BLACK BLOOD BROTHERS〈S5〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集 (富士見ファンタジア文庫)

邪悪なクイーンＭ事件が落ち着き、フリーの調停屋活動を始めたミミコ。しかし吸血鬼のお客が思うようにつかまらず、このままではクイーンＭ復活の危機!?　もちろん書きおろし『CHRONICLE』も、たっぷり収録！

ＢＢＢのショートももう５巻。ええーい、本編を見せろ本編を！本編が気になりすぎるんじゃああ！
と言いつつしっかりショートも楽しみます。
クイーンＭ、ナイトＪときたら、出ないわけにはいかないだろう、プリンスＫ！部下の使い方がうまいぞ！
楽しかったけど前回のミミちゃんの、登りつめ地に落ちるさまにくらべたら随分大人しい印象。短いし。
ショート恒例の過去話は、ジロー達の他にも若かりし頃の（いや若くないけど）セイさんやゼルマンさん他いろいろが出てきます。キャラ多すぎて分かんないけど。
時代的には「テレビジョンというのが見たいの」と言う賢者殿が、「窓の９５ってのが出たんですって」と言うところまで。いやー、戦後の歴史の流れ方は爆発的ですなあ。ベルリンに壁ができたり壊れたり、月に行ったり、チェルノブイリとか凄かったのね。「１００年生きてます」なんて言う漫画のキャラは沢山いるけど、実際１００年生きてるとなると、相当色んなものを見てきたんだなあ。
そして賢者殿は香港へ向かいます。
九龍王はいつ出てくるのかヒヤヒヤしますな。

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