人類は衰退しました 2 田中ロミオ

人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)


わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の"調停官"であるわたしのお仕事。……なんですが。高い知能を持つ妖精さんのまわりは不思議なことだらけ。理解不能なおかしな道具を創って、わたしの身体を小さくしたり。現場復帰する祖父の助手さんのお迎えに、何度も何度も行かせたり。……そんなこと、報告書には書けません! えっ? わたしが一因? ではないですよ!? お疲れの脳に刺激と安らぎを与える1冊。

1巻よりギャグ色が強くなってる気がします。が、主人公は消滅の危機に瀕したり、結構シビア。
ブラックホール缶とか好き。頑丈そう。開けたら大変。
弱冠ネタバレ。


前半、主人公小さくなる。
頭から粉が出るスプーンなんて使うなよ。これ幸いとサクサク掬ってんじゃないよ。警戒心が無い奴だな。
ハムスターがチョッキ着てたりしてメルヘンね。げっ歯類めが。
妖精さんが8頭身に。
スプーンのカウントダウンは恐怖。
後半、助手登場。
タイムスリップの仕方がアラレちゃん式だ。「ターイムスリーップ!」つるーん!みたいな。
やっぱり…すごく…竹本泉っぽい。魔法とSFが合わさったような。すこしふしぎ。
犬が出るとこ、竹本泉だったら「ごーーーん」ってとこかな。
…他所の感想見るまで気付きませんでしたが、あの悪ガキはお爺さんだったようで。成る程、それで時計が。…そして犬が。
だらだらと続けられそうで、読む方もだらだらと読み続けられそうな本ですね。


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