赤マルジャンプ 2008 WINTER

赤マルなんて普段読まないんですけども、今回は私のアンテナに引っかかりました。赤マルアンテナ久しぶりに反応したなあ。ネウロ以来…いやそこまで遡らないか。古味直志のisland以来かな。
決してすぎたんが目当てとかすぎたんが目当てとかすぎたんが目当てとかじゃないんだからねっ!!

  • ジャメヴ

「瞳のカトブレパス」の田中靖規先生読切。他の生き物そっくりに化けれる宇宙人を退治する話。
「人間って戦争が好きなんだろ」→「戦争が好きな人間なんていないよ」のくだりが好き。
宇宙人の瞳の中に星があるって、「宇宙海賊ミト」を思い出しちゃった。

  • COUNTRY ROAD

原作:吉田拓郎 漫画:小林ツトム。世界一嫌われる国の外交官が他の国と仲良くしようと頑張る話。
絵ーうまいなー。こういう線好き。リボーンぽい。と思ったら巻末コメントで天野明の弟子らしきことが。
外交官というのはなかなかおもしろいね。テロっていうより強盗みたいだが。

また2本同時掲載なんかやっちゃって。本当に筆が速いのな。てわけでジャンプ本誌で連載の勇者学。WJ番外編なのに他と違って袋とじじゃない。
しりとりは上手かった。オチが特に。ああ言うしかなかったんだろう盾の心境が良い。
それにしても勇者部うまくやってんなあ。

  • 画狂人MANJI

松雪ヨウ。芸術家関係をネタに、アート能力バトル。
ダリが悪者に!主人公のマンジは画狂老人の葛飾北斎ね。
設定はおもしろいんだけど主人公のビジュアルが主人公っぽくない。

WJ番外編その1。な、内容が無い…。エロも無い。

WJ番外編その2。浪漫ちゃんの漫画。絵が下手なわりにフラッシュとかの効果は上手いなと思っていたらボッスンが手伝ったということでした。浪漫ちゃんの能力的に漫画効果だけは完璧に描けるのかと思ったよ。
しかし浪漫ちゃんはあの年で漫画好きなわりに絵が下手すぎな気が…。

WJ番外編その3。可愛いけど…内容が無い…。

  • 私立うさぎ学園

WJ番外編その4。摂津殿は煙草吸ってるからわざわざ『成人』の文字が。

WJ番外編その5。九澄の姉ちゃんは身長140センチ以下なので免許が取れないらしい。姉ちゃん背ぇ低すぎ。

  • 唐草模様

杉田尚。WJで斬を連載していた我らがすぎたんが帰ってきた!
不良が跋扈する高校で、喧嘩早い主人公が喧嘩する話。
絵がちょっと上達してますね。
でも学園モノで、不良校で、学ラン着てて、主人公は黒髪ツンツン、ヒロインは白髪、最終的に刀でバトルって、どんだけ斬?
どうせなら斬とはまったく違う方向性で描いてみたらよかったのに。
「並みの手錬じゃない」「かなり」「左が全身やられた」といった独特のすぎたん語が無かったのが残念だ。

  • 柔の男

荒井友規。柔道の話。
敵がネウロの犯人のようだった。表情が加工されるのが好き、みたいな。
かなりのパンツ描写があるがパンツ愛が感じられない。パンツなんて布派か?トらぶるを見習ってちゃんとパンツを描けばもっと良くなると思う。
主人公が決め技を使う時になっていきなり説明がバーっと入ってきたのがちょっとおもしろかった。

ジャンプSQ.番外編その1。つってもSQ読んだこと無いんだけどね。
紅は「あー電波的な人」ということしか知らない。(かなり語弊がある)

ジャンプSQ.番外編その2。こんなのやってたんだね。乳首OKなの?
この子は女の子に見えるがそれだと過激すぎるので男の子なのかな?

ジャンプSQ.番外編その3。えーと…やたら四角いのでなんか仕掛けでもあるかと思ったけど、たぶん無いんだろうな。
関係ないけど、アニメのギャグマンガ日和はテンポが良くていいよね。

  • 57th−フィフティセブンス−

附田悠斗。みんなで文化祭準備をする青春もの。いいねえ、超能力の類が一切出てこない漫画。
絵は稚拙ながらも構成とか演出とか上手い。ちょっと泣きそうになったよ。主人公が泣いてるシーンじゃなくてその隣の友達がペンチとハリガネ持って集まってきてくれたコマで。

  • タビネコ

斉藤修。人類が獣化する病気でアレコレする話。
猫人間が主人公ってことでアタゴオルを連想したが、内容は普通にSFっぽいかな。
バトル要素(ライオン変身)はいらなかったんじゃないか?猫さんは非力な方が良い…気がする。

  • 魑魅魍魎有限少年

川井十三。妖怪を体の中に飼って(?)いて、それを使って妖怪退治な話。
最後のオチがどろろみたいだった。47体の魔物を全部倒すぞーみたいな。
ただ、「見越し入道、見越した」は見越し入道を退治する時の言葉なんで使いどころが違うんでないかい?

  • 僕のヒーロー

堀越耕平。ヒーロー・怪人が日常的に跋扈する世界でヒーローに憧れる体が弱いサラリーマンが頑張る話。
「サラリーマンだって、正義の味方になれるんだ!」ぱーぱぱっぱーぱぱっぱーぱぱ、ぱららららら♪……スンマセン、言ってみただけです。
ヒーローが職業になるほどに、悪人が多い世の中なのかね。

  • 100ドルは安すぎる

山本かずね。マイナス100ドルの賞金首の謎を推理屋に依頼して解く話。
これはもう絵が上手いとかいうレベルでなくプロ並です。このまま連載させてもなんの問題も無いくらいに。ただアフタヌーン臭がしますね。
微妙に木崎ひろすけを連想しました…が、気のせいかな。主人公がげんしけんの笹原に見えてしかたがなかった。

吉田雄太。バスケで背が低いけど頑張る話。
チビのバスケ選手は漫画界に溢れてるなあ。

  • P2! - let's Play Pingpong! -

江尻立真。WJ連載の最終回。
秀鳳戦はすっ飛ばしていきなり三年後。いかにも後日譚というか、みんな幸せそうでいいですね。
ヒロムが何をどうやって「日本屈指のプレイヤー」になったのか知りたかったなあ。
お嬢が大きくなっちまって全国のお嬢ファンがガッカリしてそう。
ヒロムも結構成長している。アキラちゃんが変わらなさすぎ。
ヒロインは結局乙女ちゃんなのか?
「P2!」というタイトルに込められた意味。本誌でここまでやるつもりだったんだろうなあ。ともあれ、お疲れ様でした。


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