山ん中の獅見朋成雄 舞城王太郎

山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)

山ん中の獅見朋成雄 (講談社文庫)


僕の首の後ろにも、他人よりもちょっと濃いめの産毛が生まれたときから生えていて、これが物心ついたころから僕の抱えた爆弾だった…。背中に鬣をもった中学生、獅見朋成雄から立ち上がる神話的世界を疾走感溢れる文体で描く。

文庫になったので買ってきました。…………ああ、毎度感想が書きにくいなあ!読んでくれとしか…言えない…やっぱり…。舞城さんにしては愛少な目かもしれない。
擬音語が…凄い。オビに書いてある『しぞりりりんに しぞりりりんに』って何の音か絶対分からんよ。読んでても分かるような分からんような。
そして人喰いものはいろいろ読んだことあるけど、こんなにおいしそうなカニバリズムは初めてだ。カニバリといえばユヤタンの「エナメルを塗った魂の比重」もなかなか。脱線してます。


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