漫画ナツ100 解説編
ネタが無くなったのでナツ100に挙げた漫画(の一部)の紹介。
長いので「続きを読む」で。
●チキタ★グーグー TONO
- 作者: TONO
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2007/04
- メディア: コミック
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
TONOちゃんの摩訶不思議妖怪ストーリー!! まずい人間は百年飼育すると美味になる!?七変化の人喰い妖怪ラーに飼育される人間の少年チキタ・グーグー!ラーの[百年間美食計画]スタート!!
1位はチキタ。TONOさんの他の作品もおもしろいんですが、私がTONO作品に会ったのはチキタの3巻からで(中途半端)それからもう一目惚れですよ。TONOさんの漫画は間がすごい心地いい。
なかなか置いてないTONO作品を探しまくっちゃいましたよ。チキタはダークでブラックコメディな不思議な話。
二部になってからちょっと勢いが落ちたというか、チキタが随分達観した性格になっちゃったせいだと思うけど、ちゃんと収束しようとしてる姿勢は好印象。11か12月くらいに最終巻が出ます。
「お前のお祖父さんもお母さんもみんな みんなとってもおいしい人だった…」
●思考少年、禁断恋愛 藤原薫
- 作者: 藤原薫
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2006/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
ダーツなんて初めてなのに、手が投げ方を知っている。コーヒーはブラックと決めていたのに、いつのまにかミルクを入れてる。まるでだれかの動きをなぞったような…? 鏡に他人の顔が映るような恐怖と戦慄。次はあなたに起こるかも…。
思考少年と禁断恋愛はセットで。違う話だけど似たようなもんだし。
自分の中で漫画ランキングした場合、1位にはならないけれど2位か3位には入ってくる、そんな作品です。
不思議な話です。うーん、読んでみないと分からない、かな。説明できない。とにかく藤原薫さんの発想が凄い。
耽美?というか線の細い…少女漫画?っぽい絵だけど絵で敬遠せずに読んでみてください。オススメです。
サイボーグクロちゃん (11) (講談社コミックスボンボン (937巻))
- 作者: 横内なおき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/01
- メディア: コミック
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
不死身のサイボーグボディに最新の武器を装備。だけどハートは熱くて、男気たっぷりな史上最強猫(キャット)、クロちゃん登場!「兄貴」って呼んでいいよ。
アニメにもなったので知ってる人は結構多いかも。でも漫画まで見てる人はあんまりいないかもしれない。アニメもよかったけど(私もアニメから入ったクチだけど)私のオススメは漫画です。
というか漫画の後半のストーリーが好きなんだけど、アニメは途中で打ち切りにあったから後半のエピソードが作られないまま終わっちゃったんだよね。アニメもよかったなあ。
月刊コミックボンボン連載でした。というわけでガチで低年齢向けの漫画ではある…が、ちょっとなかなかボンボンでそんなことやっていいのか!?というヘビーな展開が結構あって侮れない。
ゴロー編なんか子供の心にトラウマ作るんじゃねーかってぐらいだったよ。2頭身もないようなキャラのくせによ!だがそこがいい。
とはいえ基本的にギャグ漫画だしどんなにシリアスになっても端々でギャグ入れてくるんで、そこが受入られないとちょっと厳しいかも。
いつもギャアギャア騒いだりドカドカ物壊したりしてるくせに、クロちゃんのカッコよさは渋いハードボイルドなとこなんだ。
「そこにいろ いいもん見せてやる」
- 作者: みなぎ得一
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
キテレツな人物ばかりが集う「足洗邸」。どこか妖精ライクな住人たちに囲まれて、人間の福太郎は今日はどんな体験をするのやら…。
妖怪も神も悪魔も人間もごっちゃになった世界で、人間の福太郎が妖怪アパート「足洗邸」に越してきてドタバタする話。
妖怪とか悪魔とか好きな人にはオススメです。私?大好きですとも。子供の頃はゲゲゲの鬼太郎しか持ってなかったと言っても過言でないくらいに。
そういうの差し引いてもなんか言葉回しとかカッコイイんですよ。
同作者の「大復活祭」「いろは双紙」とリンクしてます。そういうのも好きです。
「即死するんちゃうかなぁ。ワシ喰ったことないわ。」
ドリムゴード 1―Knights in the Dark City (BLADE COMICS)
- 作者: 中西達郎
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2003/08/09
- メディア: コミック
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
究極の財宝”黄金の夜”を目指すクセ者揃いの250人!戦い出し抜き、奪い合う!豪快なアクション、驚愕のトリック!!夢のスーパースタイリッシュアクション、大開幕!
ちょっと語ると長いよ、ドリゴは。
1巻から見た人はとりあえず何は置いてもさておいて、「絵が下手だ」ということにびっくりするでしょう。商業で許されるか?このレベル、みたいな。
ジャンプの新人の方がなんぼか整った絵を描いてくんじゃね?みたいな。
絵が気になって挫折してしまってはもったいないのです。だんだんよくなってくるんですよ。絵もそうだけどストーリーも。
全般的に作者が好き勝手描いてる言ってしまえばオリジナルの同人誌みたいな作品。自己満足。
でも私、そういうの好きなんだあ。作者が本当に好きで描いてるんだなあってのが伝わってくる作品。
最初に年表があってそこに主人公の死が描かれてるんですよ。近い未来に死ぬことが分かってるのって好き。病弱で、とかじゃなくてね。メタ視点を持つ人(作者や読者)だけが分かってるってカンジが好き。
年表通りに死ぬも良し、年表を打ち破ることができるならそれもまた良し、先が気になります。
グレイナインの日記の最終ページは戦慄!不意打ちだよ!
最終巻はもうね、すごい、燃える。グレイナインデビューとか、もう、「きた!きたよコレ!!委託!?つか名前変わってる!?黄金探偵!?そんな大層な!ヤベーヤベー!!」てかんじで一人エキサイトしてしまうほどに。もう、惚れる。お人よしなクロに、ダークすぎるキィに、グレイナインの漢気に!
最終話は雑誌掲載時と総入れ替えするという凄まじく手のかかることをしてきやがった。単行本派の私はどうすれば!!事前に知ってたら雑誌の方を買ってたのにー!気付いた時にはもう入手困難!不可能といっても過言ではない。しかも単行本収録予定なし!?どんなトラップだそりゃ!?
5巻巻末には物凄いみっしり書かれた用語辞典付き。ああもう、好きだなあ!
あとですね、この作品、個人的にサブタイトルがすごい好きです。「りんご」「エレベーターゲーム1F→60F」「真打ち 帰走」「クロラット 大暴走」「神降臨」「急展開」「読者トラップ」「シナリオ分岐」「グレイナイン デビュー」特に「読者トラップ」とかスゲー。挑戦的にも程がある。
「250人いたナイツも今や君とぼくの二人だけだ…」
●カルバニア物語 TONO
- 作者: TONO
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/08/25
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
カルバニア王国では毎日が大さわぎ!!男装の麗人(?)エキューやおちゃめな女王タニアたちがくりひろげるちょっぴり変わったオモシロ事件の数々――野望・陰謀・王家の秘密に幽霊話恋と誤解と女の意地!?お待ちかねの王室コメディー
中世ヨーロッパ風なファンタジーとでもいうのかな。基本的に連作短編みたいな作りなんで楽しみやすい。TONO作品の入門にオススメ。
「私は公爵になって気ままに好き勝手して一生楽しくくらすんです そのためならなんでもする」
●アップルパラダイス 竹本泉
- 作者: 竹本泉
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 1994/07
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
聖林檎楽園学園は、不思議な出来事が日常茶飯事。おまけに生徒たちも普通じゃない?
私は竹本泉ファンを自称しておりますが、竹本作品の中で一つ選べと言われたらこれですかね。
私が竹本さんの本はいいなあと改めて実感したのはこのアップルパラダイスです。中でもやっぱり彗星の話がいいなあ。無駄にスケールがでかいわりにあんなオチを用意してくるなんて、竹本さんしかできない。
●パイナップルみたい 竹本泉
- 作者: 竹本泉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1983/03/01
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (5件) を見る
●クラブクライム 凛野ミキ
クラブクライム (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 凜野ミキ
- 出版社/メーカー: スタジオディーエヌエー
- 発売日: 2003/04/25
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
ストーカーに悩まされ、転校した境大が入った学校は…。凛野ミキがおくるブラックな部活動コメディついに登場!
1巻表紙の可愛いコちゃんに惹かれてのジャケ買いです。
そしたら可愛い絵にも関わらずすごいブラックコメディでしたよ。こういう言葉や間を使ってくるギャグは大好物。
「うわあー生きてて良かった〜嬉しいなぁー嬉しいなぁー!! どうせロクなオチじゃないことぐらいさすがの僕でも精神の端で薄々感じてるけど今は全力で自分を騙し続けるぞー!!」
- 作者: GJK,片倉真二
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/04
- メディア: コミック
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
「メロスの戦士」に憧れる高校生のボッカは、本物の戦士・黒船と出会い、戦士として覚醒を遂げた。「忘却の旋律」を探してボッカの旅が今、始まる!
アニメになったんで知ってる人も多いかも。でも漫画とアニメは別物だと思います。殆ど見てないけどアニメ。
これは、単純に熱い漫画なんで、読んで燃える、そんだけでOK。
「鳴り響け!! 俺のメロス!!」
●レヴァリアース 夜麻みゆき
- 作者: 夜麻みゆき
- 出版社/メーカー: エニックス
- 発売日: 1998/03
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (4件) を見る
可愛い絵柄とコメディっぽいノリで進んでいきますがラストは秀逸。………(´;ω;`)ブワッ
指摘を受けるまで気付かなかったんですが、私の絵柄とかファンタジーの作り方とか夜麻みゆきの影響をとてもよく受けているようです。………。………。………。うん、言われると確かに!(気付け)だから私の原点なのかもしれません。
「デマゴーグという集団秩序を混乱に陥れる心理的な刺激に対し、社会集団の内部で最も理性的に対処すべき壮齢期層の人間が、誰よりも先に耐性が破れて、暴力などの攻撃衝動による発散に逃げ出して恥ずかしくねーのかよ」
- 作者: 竹本泉
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
ある日、頭の上で、どんどこと音がする。そして気がつくと、まわりは猫だらけ。ここは直立猫のうじゃうじゃな世界・・・。
どんどこどんどこ。きゃー。ていう話。
最初は天下無敵の女子高生だった百合子さまは今じゃ天下無敵の浪人生へ。時代の流れを感じます。そろそろ天下無敵の女子大生にでもなっているやも。
ストレンジ・プラス 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 美川べるの
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2003/03
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 58回
- この商品を含むブログ (49件) を見る
行方不明の兄・巧美を探す恒が訪れた美国探偵事務所は…。大好評ハイテンションギャグ、満を持して登場!
これは1巻のオビ買いです。たしか峰倉かずや先生がオビを書いてたと思う。別に峰倉かずや好きなわけじゃないんですけど。
そんなわけで買ってみて、これは笑いました。凄い、まさしくハイテンションギャグ。
ギャグだからやっぱり人の好き嫌いは分かれると思いますが、好きな人はすごい好きだと思います。
「リアリティっつうもんを考えろ!!」
「アホかお前らそんなモン 1話目から便所に捨てたわ!!」
トゥインクルスター のんのんじー (1) (ジェッツコミックス)
- 作者: 竹本泉
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1994/07
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
10年振りに出た2巻は半分近くがゲスト原稿というアンソロジーちっくに。
●少年進化論 くさなぎ俊祈
- 作者: くさなぎ俊祈
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/02/25
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (11件) を見る
超人気アイドル・麻生水城の真の姿は、13歳もサバをよんだ29歳・一児の父。自分そっくりの息子である砂名に、家事やらアイドルの仕事まで押し付ける、超ワガママ&俺様ぶり。そんな父のもと、今日も砂名の受難に満ちたハードな一日が始まろうとしていた…。
なんだかんだで外せない少年進化論。なんか…いろいろ影響を受けましたね。それほどおもしろいわけでもないんですけど。………あまりおもしろくないと思うのは似たような話ばかりやってるからかな。
- 作者: みずしな孝之
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2003/07/17
- メディア: コミック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
げんしけんやもやしもんもそうだけど、大学キャンパスライフって楽しいよね。某究極超人は高校生なのに大学生みたいな生活してるけど。
●バケツでごはん 玖保キリコ
バケツでごはん (1) (Big spirits comics special)
- 作者: 玖保キリコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/06
- メディア: コミック
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2000/06/25
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 58回
- この商品を含むブログ (258件) を見る
「早く死ね、このホモ!!」そんな酷い言葉で昔振った相手が、目の前に現れた。今は天才パティシエになっているという。俺は洋菓子店を開こうとしていて、彼が自分を覚えていないのをいいことに彼を口説きはじめるが、彼は今や『魔性のゲイ』に成長していて……!? 大人気! よしながふみのスペシャルレシピをぜひお試しあれ!
ドラマにもなった西洋骨董洋菓子店。私はジャケ買いというかタイトル買いでしたね。やはり魔性のゲイがいる分ドラマより断然おもしろい。勿論魔性のゲイだけがおもしろいわけではないですが。最終話の落としどころもいいですね。
「俺はこの日を待っていたんじゃないのか?」
●冥界落語 凛野ミキ
- 作者: 凛野ミキ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/12
- メディア: コミック
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
冥界東京支部の閻魔大王は、仕事は不真面目でかわいい女の子には目がなくて。そんな大王と三途の川を渡りに来た人々が繰り広げるブラックコメディー!!
俺様な閻魔大王に振り回される周りの人々、みたいな漫画。冥界を舞台にしてるだけあってかなりブラックなネタも。
都市王さま…いいですねえ…。下のセリフ、本当に「そう思わせといてそうでもない」です。
「ちょっと待ってくれよ俺みてーなジジイが出ばったって誰も喜びゃしねーでしょが!!」
「そんなことないマニアは大喜びだ」
「なんのために無駄に閻魔とかが若ーんだよ!どーせ俺はただの捨てキャラだろー!?」
「そう思わせといてそうでもない」
●マンションズ&ドラゴンズ 原作/藤浪智之・漫画/佐々木亮
- 作者: 藤浪智之,佐々木亮
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2000/04
- メディア: コミック
- クリック: 14回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
とにかく絵がめっちゃ好み。特に1巻の表紙。たまらん。
基本的にほのぼのした話が多いです。それはいい。ほのぼの路線に行くなら行くで…私だって最初はほのぼのした漫画だなと思って買っていたわけだし。でも…途中でちょこちょこシビアな話があって、うおーなんか凄い展開になってきたぞーと期待させておいて、そんで最終話あのオチかい!!いやいいんだ、ほのぼの路線だったらあのオチでも。でもさ、こっちはもうてっきりシリアス展開になるぞなるぞと期待に胸を膨らませていたわけで。もうちょっとこう…もうちょっとこう…あってもいいじゃない!なあ!いや、とても良いオチだったさ。とてもらしいオチだったさ。ああいうオチ方をしてくれて良かったーって思ってる読者はいっぱいいるだろうさ。でも…でも……!(以下略)
「私、勇者になって魔王を倒して、世界を平和にしたいんですっ!」
●バンパイアドール・ギルナザン 雁えりか
バンパイアドール・ギルナザン 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
- 作者: 雁えりか
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2004/07/24
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (6件) を見る
「諸君、ごきげん幼女!」
●なつのロケット あさりよしとお
- 作者: あさりよしとお
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2001/07
- メディア: コミック
- 購入: 15人 クリック: 55回
- この商品を含むブログ (100件) を見る
大好きな先生を引き止めようと、小学生がロケットの打ち上げを!? 少年たちの鮮やかな夏――夢は銀河を駆け巡る!
まさに隠れた名作ですね。あさり氏が好きな人もそうでない人も是非一度。1巻完結でちょうど良い。
最後のコマは最高です。
「今、真上…」
●20面相におねがい!! CLAMP
- 作者: CLAMP
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/02
- メディア: コミック
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
伊集院玲はCLAMP学園に通う普通の小学3年生。だが、その実態はどんなものでも華麗に盗み出す怪盗20面相!! しかし普通のドロボウと一つ違うのは、彼が現れるところにはいつも愛が溢れているのでした…。
怪盗ってのは義賊じゃ駄目だ。やっぱり自分の私利私欲の為に盗みを犯さないと怪盗とは言えない。
私的合格怪盗:ルパン三世、怪盗キッド、キャッツアイ
私的不合格怪盗:カリ城のルパン三世、神風怪盗ジャンヌ、怪盗セイント・テール
というわけで「欲しいんですのー!」の一言で「はいっ盗ってきますっ」ってなる20面相は素晴らしい怪盗です。
- 作者: 金田一蓮十郎
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2003/08/21
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
ひとりで暮らす中学生・毬央の家に、はた迷惑なおせっかい野郎「トリ」が押しかけ!? 『ハレのちグウ』の作者がおくる新感覚ギャグ!
ハレグゥでなくニコイチでなくトリかよ!みたいな。なんか私は基本的に短編連作が好きみたいです。
- 作者: いがらしみきお
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 1987/03/01
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 51回
- この商品を含むブログ (43件) を見る
ラッコの「ぼのぼの」と森の仲間が繰り広げる,かわいくてちょっとヘンな日常は,笑えるだけではなく哲学的ですらあると評価され続けています。21世紀につながる心の原風景、800万部を超える心のロングセラー作品。
ぼのぼのは…リアルタイムで見てました。雑誌派じゃなくて単行本派ですけど。なにせ漢字が読めない頃から見てましたからね。そのうえそんな小さな子が見るには内容が大人向けなんだよな。間違いなく一番長く読んでる漫画です、しかもまだ現役。
途中から短編形式になっちゃいましたが(長編の方が好きだった)今でも時々ハッとさせる話があるので侮れません。
「生き物の目的は生きて死ぬことだと言ったな。
しかし生きて行くことはどんどん壊れることだ。
それを止めることは誰にもできないだろう。
だから生き物は新しいものを作るしかない。
たしかに新しい物は余計なものばかりだ。
しかし余計なもので不幸になるとしたら、
その余計もやっぱり不幸なものだとオレは知っている。
そしてたぶん幸福もな。
だからオレは平気なんだ。
さあ、帰るか、ぼのぼの。」