BLACK BLOOD BROTHERS(S) 4 あざの耕平
BLACK BLOOD BROTHERS〈S4〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: あざの耕平,草河遊也
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/07
- メディア: 文庫
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失業後の葛城ミミコの転落と栄光と再びの転落を描く『クイーンM』編開幕!
元・調停員の葛城ミミコは、人間のクズちっくにゲーム三昧の日々。彼女はクビになってしまったのだ……。ミミコの苦悩を描く連載原稿に、書きおろしを加えた短編集第4弾!
本編が素晴らしくエラいことになってるBBBのショート4巻。ミミコ失業中の話。ショートだからそりゃあギャグなんですけどね、なにせ本編があんなことになってるので素直に笑えないというか、陣内さん関連のところじゃ何言ってもしんみりしちゃうよ。一人バカップルのサユカさんも、この人ゼルマンいなくて大丈夫かなあと心配になったり。
あとがきで「次のショートも失業編(むしろ起業編)」みたいなこと書いてますが、私としては、本編7巻以降のみんながバラバラになった頃のショートをギャグで読みたいですね。どうなってるかは知りませんが。
そしてショート恒例?のアリスジローカーサ編。今度はナチス。世界中どこでも首を出すなこいつら。九龍王アダムを生み出すことになるであろうアイテムが出てきました。私はこのアルベルトとかいう青年がアダムになるんだろうなあと読んでいたんですが違ったみたい。でも世界のどこかに将来アダムになる人間がいるわけですよね。そんでそいつに一番最初に咬まれるのはカーサちゃんで…うわー読みたいー。九龍兄弟カーサからワインちゃんまで、転化する時に何かしらのドラマがあるんですよね、うわー読みたい−。香港聖戦でアリスがどうやって死んだのかとかも読みたいー。
書くものはまだまだいっぱいありますね。どこまで書いてくれるんでしょうか。