暗いところで待ち合わせ

事故で視力を失ったミチルは、父と二人暮らしだったが、その父も病で亡くなり、ひとりぼっちになってしまう。気丈にふるまうミチル。そんな彼女の家に、家の前で起きた殺人事件の容疑者のアキヒロが、しのびこんできた。ミチルが目が不自由だとわかっていて家宅侵入をしたアキヒロは、ミチルに見つからないように気を配りながら、その家にいついてしまう。しかしミチルは人の気配を感じるようになり…。

乙一の映画ゲト。良かったんだけど、これがいいのは元の話がおもしろいからであって、映画自体が良いわけじゃないような。改良も改悪もされてないかんじ。でも原作付きの映画としては原作を壊さないでくれたことが一番の高評価ともいえるかもしれん。
ちょこちょこツッコミどころはあったんだけど(ストーブのエピソードが無いのはいいとして、ミチルが「誰かいるの!?」とか言いだすのはちょっと…)まあ、あんまり細かいところケチつけてもね。
CMとか予告に一番いいシーンが入ってるのがちょっと困る。友達に薦める時に「まあまあCMだけでも見てよ」って見せられないじゃない。このシーンは本編初見で見せたい。あと海外向けのCM?がサスペンス調になっててちょっとおかしかった。海外ではこういうふうにした方がウケるんだろうか。