四季 秋  森博嗣

四季 秋 (講談社文庫)

四季 秋 (講談社文庫)


手がかりは孤島の研究所の事件ですでに提示されていた!大学院生となった西之園萌絵と、彼女の指導教官、犀川創平は、真賀田四季博士が残したメッセージをついに読み解き、未だ姿を消したままの四季の真意を探ろうとする。彼らが辿り着いた天才の真実とは?『すべてがFになる』の真の動機を語る衝撃作。

S&Mは「今はもうない」まで読んだところでこれを読み始めたんですが、…………。もしかして、四季シリーズって「微小のパン」が終わってから読むべきだった?と遅まきに気付きました。まあいいや、って読んでしまいましたけど。
ちなみにVシリーズとか全然知りませんよ。そんなのあったの?森先生、本多いよ、とても追いつけない。いつか読むものが無くなったらVシリーズにも手を出すかもしれません。
まあ、そう、そういうVシリーズとかS&Mを全部ちゃんと読んでる人ならおもしろい内容だったんでしょうね…………(遠い目)。でもすべFは読んでるから大丈夫…大丈夫…。(なにが?)
あれから4年とか、また作中でもいきなり2年飛んでたり、かなり戸惑いました。読んじゃいけないんじゃないのかな…これ以上読んだらネタバレしちゃうのでは…とドキドキ。実際何かがネタバレしてたかもしれませんが、そうかどうかは「微小のパン」を読むまで分かりません。
四季シリーズのくせに四季が出そうで出ない。ほんと出ない。でも存在感だけは随一だ。
しかし今更すべFの裏解答みたいなことを披露するとは。レゴブロックに注目した時、「そうそう、あのブロックが気になってたんだよねー。なんであんなに部屋にあったのかさー」と思ってたら、私が疑問だった場所は素通りしてなんか別のこと言い出した。あれー?私が気になってたのはそっちじゃ…あそこは気にしなくていいのかよ…いいみたい…。(15個以上のブロックがあること)
S&M(と四季シリーズ)は正直言って斜め読みしてるんで保呂草とか各務とかぶっちゃけ犀川先生の姉さんとママンも、私には殆ど印象に残っておらず、あーそんなかんじの人もいたようないないような?みたいな状態なので……えーと、たぶんこういう人はこの本読んじゃ駄目だと思う。今更だけど。
でもすべFは読み返してみようかと思いました。