チキタ★GUGU 7 TONO

チキタ・gugu 7 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

チキタ・gugu 7 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)


ラーにとって猛毒のはずのチキタがまったくの無害な状態に!!妖たちの間で語られ続けた“不味い人間は百年飼育すると美味になる”の本当の意味が謎の人物ダムダム・グーグーから語られる!!はたしてダムダムは人間!?それとも――。

私が持ってる漫画の中でランキング付けるなら輝く1位に君臨するチキタ★GUGUの7巻です。
黒幕のダムダム登場。女性だったとは素直に吃驚です。でもラーと同じ顔って言われてもそうは見えないけど…ダムダムのほうがマツゲ長い気がする…。美人だな、ダムダム。ダムダムは不老不死で妖には猛毒の身体を持っていてお供に沢山の妖を連れている…と、ラスボスに相応しいやっかいな敵です。
そして「百年」の真意が語られます。なんて気の長い計画だろう(笑)でも自分で人喰い妖作ってたら意味ないよな、ダムダム。
バランスとサデュースは新婚に。ホント、すぐ死ぬからねえ、この世界、結婚とかできるうちにしとけ。
ラーの過去も明らかに。ラー…いい子になっちゃって…それがせつない。バランスが「殺してもいいよ」って言ってくれたけど、ラーの正体を考えるともうその言葉も的外れなんだね。チキタに会う前の自分を消したいって思ってるけどその通りだよ。
ラーの深層心理によく出てくるカナヤンと猫っぽいやつは結局誰なんだろう?自分か?でも「いつかチキタの中に私達を見つけてくれるね」って前に言ってたし、誰なんだろう。
次巻がついに最終巻。TONOさんがちゃんと話を終わらせなくちゃと思ってくれてホントよかったワア。

「じゃあ おれは
 どうしてずっと人を殺してきたの?」
「そんなこと 言われなくったって 分かるだろう」