四季 夏 森博嗣

四季 夏 (講談社文庫)

四季 夏 (講談社文庫)


米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で、四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子との再会。妃真加島の研究所で何が起こったのか?『すべてがFになる』で触れられなかった真相が今、明らかになる。

S&Mの最終到達地点「有限と微小のパン」へいく前に四季も読んどかなきゃいかんだろう、ということで四季13歳の夏。春はずっと前に読んだので夏からです。
13歳ってよく考えたら若いなあ。天才でも恋はする。天才でも人殺す。
天才少女ってのは小説や漫画の中によく出てきます。戯言シリーズの玖渚友、消閑の挑戦者の鈴藤小槙、神様のパズルの穂瑞沙羅華、あずまんが大王のちよちゃん、ぱにぽにベッキー、あと少女じゃないけど夜神月とかLとか。思いつくのはここらへん。
でも真賀田四季が頭ひとつ出てる気がしますね。天才少女大好きです。四季あってのS&M(というかすべF)です。