神様のパズル 機本伸司

神様のパズル (ハルキ文庫)

神様のパズル (ハルキ文庫)


「宇宙は作ることができるのか?」 究極の問題に、天才女子学生&落ちこぼれ学生のコンビが出す答えとは? 存在感ある人物像、壮大なテーマに真っ向から挑み、見事に寄り切った作品。第3回小松左京賞受賞作。

DKさんが好きだから…ではありません…とも言い切れないんですが、ともかく神様のパズルを読んでみました。
宇宙を作ろうとする大学生の話。物理の話がいっぱい出てきて正直私にはよく分かりませんでした。結局宇宙って何なのさ。「彼」はどうやって宇宙を作ったんだ。
「光子は何故光速で飛ぶのか」とか「ドは何ヘルツ」とか…そういうの好きな人にはおもしろいんじゃないでしょうか。私は「博士の愛した数式」の方が好きだったな。物理より数学の方が分かりやすいみたいだ、私には。
映画化&ゲーム化するらしいです。ゲームは作り方でなんとでもなるとして、映画はちょっと無茶では…?なにせ映画は万人受けするために中高生でも分かるくらいのレベルにしなきゃいけない。図とかで説明するのかな?そうしたら教養番組みたいになってしまう。物理の話を一切無くしてただの青春映画にするのもアリかも。