ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト 上遠野浩平

あんたには好きな娘っているかい。俺も恥ずかしながら片想いの相手ってやつがいる。その娘が何を考えているのか、それが知りたくてしょうがない。でもそんな俺にブギーポップはこんな風に言う…「彼女のことを好きなら、君は世界の敵と戦わなきゃならないだろうね」それって一体どうすりゃいいんだ?―三人組の男子に仲良し三人娘、どこにでもいそうな子供たちが何気なく惹かれた先に待っていたのは、触れた者すべてを死へ誘う奇妙で歪な蝙蝠の影だった。謎が謎を呼ぶ中であらゆる絆が壊れていき、何も信じられない暗闇に落とされたとき、彼らが求めるのは月光の下での優しい終末か、それともさらなる悪夢に突き落とす黒帽子の死神か…。

久しぶりのブギーポップなような、そうでもないような…?
ええい、はやく終われ…。
ブギーさんがブギーさんらしい。
お友達いるじゃん、ブギーさん。


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