BLACK BLOOD BROTHERS(10)−ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣− あざの耕平
BLACK BLOOD BROTHERS10 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣― (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: あざの耕平,草河遊也
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/04/20
- メディア: 文庫
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1997年。アリスやジローと共に香港に滞在するカーサは、リズと名乗る1人の吸血鬼と出会う。自分と同じ“混血児”のリズに衝撃を受けつつも、カーサは彼女にかつてない親愛の情を覚える。月下で蠢き始めた、新たな“脈動”。アリスとジロー、そしてカーサにとっての百年の夜が、静かに終わりを告げようとしていた。そして現在―2009年、シンガポール。各国の有力血族を迎えたミミコは、特区奪還の手応えを感じながら、待っていた。たった一振りの剣。ミミコにとってただ1人の吸血鬼を。「…いつまで経っても、遅刻魔なんだから」すべての未来を賭けた『聖戦前夜』が、今、最後の幕を開ける…。
前半は12年前の香港聖戦前夜、後半は現代の特区聖戦前夜。
さあ、ついに2ヶ月連続刊行で最終章です。
前半、香港聖戦前夜。
キーパーソンどころか、もう元凶ぐらいな位置にいたんですね、カーサちゃん。(3姉妹の方がより元凶だろうけど)
難儀ですね、カーサちゃん。
ワインちゃんが噛み付いても何もおきなかったのはそういうことでしたか、納得。
後半、特区聖戦前夜。
最終決戦を前にして二転三転!お互いがギリギリ、両陣の計画が滅茶苦茶です。
朴念仁も遅刻しながらやってきて、賢者もちゃっかり復活して、ミミちゃんは単身突撃!(せっかくの真銀刀おいてっちゃった)
仲間の元へ、特区へ。
最終刊は1月後!
「――我ら『賢者イヴ』の血族は、現時点をもって、『九龍の血統』に宣戦する」