クリスマス緊急指令〜きよしこの夜、事件は起こる!〜 高田崇史


街のにぎわいと裏腹に、人が孤独に陥りがちなクリスマスには、信じられないような出来事が訪れる。大伴黒主の和歌を最期に遺した男、三角関係で親友に殺意を抱かれ苦悩するOLなど、全6編を収録したハートフルミステリ。

短編集なので買ってみました。クリスマス…はあんまり関係ない話ばかりでしたが。どうせなら12月に出せばいいのに。
「鏡影」歴史推理科ってことで高田崇史らしいのかもしれないけど、私はQEDシリーズを読んだことが無いのでなんとも。
「クリスマスプレゼントを貴女に」「想い出は心の中で」K's BAE STORYというわけで繋がりがある2作。カクテルが飲みたくなった。
「迷人対怪探偵」ちょいとした遊びというか、悪ふざけ的な作品。べつにこういうの嫌いじゃないけど、何らかの仕掛けを期待して読んだら何もなかったので単なるバカミスとして終わっている。
「オルゴールの恋唄」一見無関係に見える宿の宿泊客が、全員関わりを持っていたという…話だったと思う。(うろ覚え)途中からどうでもよくなってすっ飛ばした。
「茜色の風が吹く街で」ノスタルジックで良かったです。ミステリとしてではなく読み物として。
総括:千葉千波シリーズの続きまだあ?


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