GOSICK −ゴシック・青い薔薇の下で− 桜庭一樹
GOSICKs〈3〉ゴシックエス・秋の花の思い出 (富士見ミステリー文庫)
- 作者: 桜庭一樹,武田日向
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/04
- メディア: 文庫
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一気に大ブレイク!絶好調ゴシック・ミステリーの第三弾!
風邪をひいて自室に閉じこもりっきりになってしまったヴィクトリカ。一弥は立ち寄ったデパートでマネキン人形から「助けて……」と声をかけられる。一人でデパートの謎を解決しようとする一弥だったが……
ヴィクトリカが風邪をひいて寝込んだので今回は一弥一人でお出かけします。(ゴールデンドリル警部も一緒だけど)
今回もトリックはまあこんなもんで…っていうかゴシックはミステリとして読むものじゃないんじゃないか?と最近気付きはじめた。そもそも桜庭さんはミステリ作家じゃないんじゃないか(なんとなくそう思っていたけど、たぶん米澤穂信の友達だから)。とすればあんまりトリックがどうこう言うのもどうか。
というわけでキャラクターに注目すると、こいつらなんでこんなに気がきかない奴ばかりなんだ。一弥もヴィクトリカもアブリルも、一番ムカついたのがセシル先生。もっと空気読め。そういうところが天然で可愛いんだろうが、それにしたって皆空気読めてなさすぎ。
浮浪児の子がいいね、今後も出てこないかしら。