嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸 入間人間
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)
- 作者: 入間人間,左
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 文庫
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まーちゃん、世界で一番キミを××してる。
嘘だけど。第13回電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作
かなり壊れてると聞き買ってまいりました。ヤンデレ大好き。むしろ病んでさえいればデレはいらないくらい好き。病んでれば男でもいい。谷川流のハルヒより絶望系を買ったくらい好き。永遠のフローズンチョコレートでは物足りないくらい好き。勿論我妻由乃も好き。砂糖菓子の海野藻屑もいいネッ。そんな私はひぐらしをやるべきだ、友達から借りてまだやってない。
いきなり激しく脱線しました。嘘つきみーくんと略。かなりアレな小説。とはいえ思ったほど狂ってはいなかったかな。私的には。
戯言に似てるらしいと聞いていましたが、「本名不明‘みーくん’の一人称」「みーくんの口癖は‘嘘だけど’」等、かなり戯言っぽい作りですね。舞城、乙一、上遠野他いろいろなネタを入れといて西尾維新を知らんってことも無いだろうから、もしかするとこのみーくんは壮大な戯言遣いのパロディかリスペクトかもしれない。嘘だけど。
ヤンデレなまーちゃんは素晴らしく典型的なヤンデレ。本当に病気だし。でも、みーくんがすっかり聞くのを忘れたせいで結局誘拐の動機が何だったのか分からずじまい。病みっぷりはまあまあだけどあんまり怖くないかな。狂ってるってんならやはりデレが入らない方が…只の狂人の方が好みかも。ユヤタンの鏡家サーガとかオススメ。殺人鬼とカニバリズムが好き。脱線してる。